投手(2)

過半数が素人のChaosにおいて、投手の動きというのは非常に気になる。
かくいう自分も素人に含まれるわけだが、それでも3年半で100試合近く登板しているので、
ある程度自分で掴みかけている投手の動きというものについて少々書き記したいと思う。
投手は投げて終わり、ではない。
暴投や捕逸のときに本塁を守ることができるのは投手だけであり、三塁・本塁返球のカバーも基本は投手だと考える。
先日の試合でも、三塁に走者がいる状況から暴投したにもかかわらず、ただマウンドに立って見ている、という姿があった。
実際のところ、上記のケースでは動く投手が多いのだが、外野への安打を許した場合に、
自分も含め、打球や返球をただ見ながらマウンドで立ち尽くす、という姿が目立つ。
まぁ打たれたショックというのは少なからずあるわけで、その中で動かなければならないというのは精神的にキツい。
だがそれでも、三塁線あたりまで行って打球と走者を確認し、三塁と本塁どちらのカバーに回るか判断する必要がある。
また、右方向へゴロが飛んだ場合は一塁に入ることができるように走らなければならない。
投げて終わりどころか、むしろ投げ終わった後の方が仕事が多いのが投手なのではないだろうか。
自分への戒めも含め、球を離した瞬間から投手は内野手であることを忘れてはならない、と記しておく。