昨日のメールについての批判をいくつか頂きましたので、その意図をここに説明させて頂きます。


 以前よりCHAOSはグラウンドが確保できないことに悩まされてきました。そのひとつの理由として、カードが少ないことがあります。そのため、今までメンバー諸氏にカードを作って貰えるよう協力を仰いできました。もちろん多忙なメンバー、他チームにてカードを利用しているメンバーについては、この限りではありません。但し、この件についてはあくまでも協力の形をとりたいと考えてきました。


 また最近、集合時間や遅刻に関する連絡、グラウンド上でのマナー等、基本的なことが守られなくなっている風潮があります。参加・不参加の連絡と合わせ、先日これらについての規則を設けたばかりです。こういったチームに対する意識の低さに対し、僕が多少なりとも危機感を抱いているのは事実です。本来であれば規則は最低限のものであって然るべきであると考えています。そして僕が代表であるうちは、これ以上規則を増やすつもりはありません。


 昨日のメールは、こういったチームや規則に対する意識を喚起する意図があってのものです。ただ、上記の意図の間に矛盾があること、そして一方的な意思表示であることから、適切なものではなかったと考えます。以上の二点から、先日のメールについて、ここにその意図及び謝意を表する次第です。また、意見や批判についてはいつでも歓迎致します。代表には如何なる批判に対しても答える義務があります。但し、これらのやりとりについては今後メンバー全員に見える形で行いたいと思います。議論を通じて、代表の意図や見解、運営についてのメンバー全員の理解が生まれれば幸いです。故に、代表宛の電話・メール等の内容については、全て公開していく旨、ご了承ください。



 代表としての任期終了及び納会を直前に控えた良い機会なので、代表としてCHAOSというチームに対し抱いている想いを、ここに記しておきます。


 CHAOSにおいて、入退団或いは休部は自由です。様々な事情や不満等により退団することも致し方ありません。例えば「楽しくない」「出番が少ない」等の意見も当然出ると思います。それを理由に退団する、大いに結構。それは個人の自由です。但し、お互いの理解が得られぬままそのような事になるのは、非常に悲しいことです。
CHAOSは野球を楽しむために集まったチームであり、ひとつの社会です。自分を含め、CHAOSのメンバーにはそれぞれ社会人としての自覚が求められる、僕はそう考えています。自分のやりたい事がある、非常に大切なことです。また、それはチームにおいても尊重されるべき意思です。それぞれがやりたい事を追求するためには何が必要かを考えることの大切さも、理解して頂けると思います。


 ご存知のとおり、CHAOSは今まで代表1人の判断による運営は行われていません。代表の力不足がその背景にあるのは認めざるを得ないところですが、故にメンバーに支えられ、ここまでチームが運営されてきました。同時にまた代表である僕は、それぞれのメンバーが自ら声をあげることを求め続けてきました。自分のやりたいことをやりたい、チームを変えたい。そういった想いを実現するためには、それぞれのメンバーがチームに対して声を上げ、行動を起こすことが求められます。もしそこに妥当性が生まれないのであれば、それはただの我侭でしょう。そういったチームに対する声を、今まで代表である僕「個人」が掻き消してしまっていた部分が大いにあると思います。試合で自分を四番に据えたり、投手であるとは到底言えない自らをマウンドに上げたりといった部分にも、明らかに表れています。それは僕自身が抱える甘さでもあり、弱さでもあります。


 最近のチーム運営が以前と比べ変わった印象を皆抱いていると思いますが、それは「チームを変えたい」という意見を持ったメンバーが、それぞれ声を上げ、行動したからです。これからもそれぞれのメンバーが自由にチームに対する声を上げていければ本当に良いチームになるのではないか、そう思います。また、そういった声を掻き消してしまっていた自分に対し、強い反省の念も抱いています。ここで念のため記しておきますが、以上は現在の代表のやり方です。次の、あるいは今後の代表には、当然それぞれの方針があって然るべきでしょう。僕は今年で代表を退きますが、今後も1人のメンバーとして、CHAOSのために力を惜しむつもりはありません。次期代表のためにも、そして何よりもCHAOSというチームのためにも、チームの運営方針や今後について「今」議論することが必要でしょう。納会に参加できないメンバーもいますが、掲示板やブログ、メーリングリスト、サークルスクエア等のツールを用いて議論を重ねることができればと思います。僕個人の意見についても、チーム全体に見える場所で発していきたいと思います。