練習(1)

練習。
言葉にするのは簡単だが、各々の意識差があまりに大きい。
そもそも何のために練習をするのか。速い球を投げたいから?本塁打を打ちたいから?
たしかに、そういった欲求は大切だと思う。しかし、具体的にテーマを持って練習している人は何人いるだろう。
練習でできていることですら上手くいかないことがあるのが本番だ。
練習でできていないことが、試合でできるはずがない。もしできてしまっても、それはまぐれ以外の何物でもない。
まずは試合を振り返り、自分なりに課題を見つけておくことが必要だ。
課題となるものは大抵「悪い癖」という言葉で表されるものが多い。その癖を直すためにはどうしたら良いか。
試合でいきなり意識して直るなら、今頃世界中が10億円プレイヤーだ。つまり、練習での意識が重要になってくる。
それも過剰なくらいでちょうど良い。全部正面で捕ってみよう、全部上投げで送球しよう、肩の開きを抑えよう、外の球をおっつけてみよう、など。
練習で基本ができて初めて、試合でとっさに出た応用が上手く行くのではないか。
さて。以上が個人ごとの意識であるが。もっと重要なのはその練習における自分の役割であると考える。
たとえば打撃投手。打撃投手は打たれることが仕事であり、打者への投球は自分の投球練習ではない。
きわどいコースではなく、確実にストライクゾーンへ投げ、打者に気持ち良く打ってもらうことが目的である。
打者も、自分が何か課題を持って練習に望んでいるなら、それを打撃投手に伝えるべきである。
変化球をまぜるのか、直球だけなのか。外か内か。高めか低めか。など。
それによって打撃投手の制球力も上がり、結果的に投球練習にもなる。
意識を持ってやらないと、いくら練習しても上達はしないのではないか。
このあたり、他のメンバーがどう考えているか知りたい。
携帯のコピペ機能使ってるので、途中文章おかしかったらごめんなさい。