記録から読むメンタル(2)〜球数と時間〜

スコアを見て驚いた人も多いかなと。
一時的に、本来あるべき規定打席(3.1×7/9 切り捨てで2)で表示してあります。
これ見てどう思います?
草野球の試合は7回。9人で試合をしたら、絶対に2打席はまわってくるはずです。
しかし規定打席(と便宜的に言います)に達している選手は三人。三人とも上位を打つことのある選手。
てことは、試合が7回に達していない、ということです。まぁ大抵7回まで行ってないから、改めて言うまでもないですね。
試合が7回まで終わらないってのは、イロイロ事情があると思う。
でも、「打席が回ってこない」かつ「7回まで行かない」理由はただひとつ。守備が長い
守備が長いにも2通りありますね。
1つは打たれる。まぁこれは仕方ない。相手が一枚も二枚も上だ、それだけです。
もう1つは球数。四球もそうですが、結果が三振でもとにかく2-3まで行く。
球数が多い=ボール球が多い=リズムが悪い投手が投げていると、野手には気の抜ける瞬間が必ずある。
そこで打球が来たら失策の可能性大。四球や失策で要らない点をあげ、時間だけが過ぎて行く
誰も100%抑えろとは言わないし、キャッチャーの構えたトコに投げろとも言わない。
でも、せめてストライクを投げよう。時間が限られていることを意識しよう。
でないと、今のスコアみたいに規定打席が遠く、打者の士気は下がり、何より野球が楽しくなくなる
ゲームを作るのも壊すのも、投手次第であるってことを念頭に、全員が楽しく野球できるようにしたいですね。
もちろん、そこから勝てたらもっと楽しい!


規定打席については、次の試合のスコア更新のとき戻します。これは一種の戒めですね。
投手陣は、現状でかなり打者の楽しみを奪ってしまっていることを考えつつ投げましょ。
野球は一人でやってるんじゃないんですから。

投手(3)

ピッチングはまずコツ。コツをつかんでからは量だけど、とりあえず量よりコツ(だと思ってる

①投げ手
  a.握り
  b.下ろし方
  c.肘
②踏み込み足
  a.上げ方
  b.下ろし方
  c.踏ん張り方
③腰
④グラブ

まぁこんなカンジなんですが、文字で説明するの難しいので、訊いてください。
この4ポイント押さえたらあとは反復あるのみです。

バッティングに関するアドバイス

バッティングは水物で、守備と走塁には波が無いと、よく言われますが、(まぁ実際そうなんですが)わがチームを見てるといくらか直せるところがあるような感じがします。

色々、思うところがあると思いますが、バッティングに一番求めたいものは、選球眼かなと。(先ほどにもコメントしたとおり)

なんで?と言われたら、簡単なことで、「少しでも打ちやすい球を振る」べきだからと答えます。
ストライク、ボールの区別は、ストライクの球は打つべき球、ボールは打たないべき球だそうです。(どっかのテレビでやってた)
そう考えると非常に分かり易いことで、打つべき球を打とうという意識を持てばいいのだと思うんです。

それには何が必要でしょうか?

ストライク球とボール球の違いを感覚的に掴むこと、でしょうか。
経験が少ないと難しいのかもしれませんし、アンパイアによって差がでることはあるけれども、上下左右、その感覚を掴むだけでバッティングは大きく向上すると思います。ボールが増えれば苦しくなるのはピッチャーなので当然コースも甘くなるわけです。そこを叩く!好球必打てことです。

ただ、勘違いしないで下さい。四球狙いをすべきと言ってるわけじゃないですからね。


あとは自分の打球の傾向をちょっと考えてみてください。

私の例を挙げると
右打ち狙いでないのに右方向への打球が多い=ふり遅れのつもりも無い=若干バットの出が遅い(スイング軌道に無駄がある)

ってな感じです。

Chaosで見た感じだと、
ポップフライが多い→バットの上でボールを叩いてる、且つ、ミートしてない→ヘッドが下がってる。
打球に威力が無い→バットの下でボールを叩いてる、又は、手打ちになってる→体幹を使っていない。
あるタイミングでしか打てない→バットの出が同じ部分から出てる、且つ、スイング軌道が遠回りしてる→高め、変化球が打てない。

という方がいました。誰か、というのはここで言うべきでもないので言いません。


まぁ林君が言ってた通り、技術的なことは求めません。
なんですが、打てなくてもどかしいとか、思うところがあったら、第三者の目をお借りしてみることをお勧めします。
ビデオで見るのも効果的です>ね、麻生さん


ま、この内容について何か話を聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にどうぞ。私的に話しましょう。

〜得点率〜

 ここで言う得点率とは「塁に出たランナーがどれだけホームに帰ってくるか」と考えてもらいたい。例えば、20人ランナーが出て10点を取ったのなら得点率は.500である。個人成績においては出塁率・貢献打率などが重要視されるが、チーム成績においては得点率が何より重要視されるべきであろう。
 今シーズンのChaosの得点率は(今日現在)出塁数82に対して得点数36で得点率は0.43である。この数字が高いか低いか、一見しただけでは判断がつかない人もいるだろう。この出塁数82と得点数36(と併殺1)という数字からは残塁が45という数字も見えてくる。これで具体的におわかりいただけるであろう。チームの総攻撃イニング数が31イニングであることを考えるとこの残塁数は多すぎはしないだろうか? 
 「得点率が低い=残塁数が多い」ということは攻撃に「ムダ」が多いと言い換えられる。「ムダ」は何事においてもないほうがいいもの。接戦では一般に特に残塁が多いほうが負けるもの。では残塁という「ムダ」はどうしたら減らせるのか?
 答えは場面場面で変わって来るだろう。その場面に応じた点の取り方を選手一人一人が考えずして、得点率のアップは望めないと思われる。例を挙げれば限がないが、よくある例で我がチームが良く逃すチャンス例を2つここに挙げようと思う。


  ノーアウトか1アウトで3塁に走者がいるケース 
 このような場面は必ずしもヒットを必要としない。もちろんタイムリーヒットを打てればそれに越したことはないのかもしれないが、チーム打率.297でその3割に賭けるよりも何とか球を叩きつけてランナーを返した方がより確実である。


  ノーアウトか1アウトで2塁に走者がいるケース

 この場面はいろいろな事が考えられるが、基本はやはり右方向へのバッティングではないだろうか?もしノーアウトでランナーを3塁に進めてやることが出来れば、上記のような行為で得点の可能性は更に高まる。1アウトでもランナーが3塁に進められれば得点の可能性は高まるだろう。


 これ以外にも足をからめたり相手の隙をつけば、どんな場面からでも効率よく得点することが出来るはずだ。最近のChaosはチーム全体に走塁に対する高い意識が見られるようになってきたと思う。更なるレベルアップを図るのならば、この「得点率」は避けて通れない議題だと感じる。

最近草野球界では怪我が多発しています。暑さからくるアップ不足が主な理由として考えられますが、野球は安全に楽しんでナンボ。体に違和感を感じたら無理をせず、自ら他メンバーに報告すること。後で困るのは自分です。(例:投げていたら肘がピキっ)


怪我

予防法:柔軟、アップ・ダウン
対処法:冷却、固定、高挙(創傷の場合)


熱中症

予防法:準備運動、こまめな水分補給、帽子
対処法:休息、冷却、水分補給



怪我についてと、最近流行の熱中症について、わかりやすそうなサイトをリンクしておきました、目を通してみて下さい。冷却用団扇は常備していますが、保冷剤や絆創膏・包帯などの常備も考えた方が良さそう。是非意見を。来期スポーツ保険に加入するかどうかについても意見があれば是非。

記録から読むメンタル(1)〜失点率〜

前から気になってたので失点率の話をしよう。
7月末現在、チーム防御率は3.67。それに対し失点率は7.67と倍以上


この数字から読み取れるのは、エラーが失点に絡みやすい。なんていう、ありきたりなことではない。
第一、エラーより四球の方が失点絡みやすいっての


話を戻そう。
草野球において防御率ってのが大して重要なデータではないことは、
いろんなチームのHPや監督さんたちのコラムでも明らかだから、
オレ(投手の立場からですが)はその後の話をしようかなと。
つまりは、エラーの後にモチベーションが下がっているのではないか、ということ。
「ちょっとみんなメンタル面が弱いんじゃないの?」ってことです。


投手に迷惑をかけたことは、エラーした野手が一番申し訳なく思ってるワケで、
そこを責めるのは違う、ってのは共通見解だ、というつもりで話を進めます。


考え方次第で、エラーが燃える要素にもなるワケですよ。
んで、どうしてあげたらみんなのモチベーションが上がるのか。
やっぱエラーで出塁・進塁した走者に本塁を踏ませないようにすることが一番。


つまり、野手のエラーは投手がカバーしてあげるべきだと。
「絶対本塁踏ませない」って気合が入れば、それがもう投手のモチベーション上がることになる。


そもそも投手と野手の仕事ってなんだろう。
野手は守るのが仕事。だけど投手の仕事は投げることではない


打者はなんのために打席に立つかを考えてみよう。
「打」つ「者」なんだから打つため、もっと言えば、「バットに球を当てるため」に打席に立つ。
てことは、投手の仕事は「投げる」のではなく、「バットに球を当てさせない」ことなワケですよ。


てことは、だ。
投手が自分の仕事をこなし切れなかったのを野手に助けてもらってアウトを取るワケだから、
野手が仕事を失敗したら、投手が助けてあげるのは当然。そこはギブ&テイクでしょ。


んで、野手のエラーを投手がカバーしてあげると、
その野手としては「今度はオレが助けてあげなきゃ」ってカンジでモチベーション上がるワケですよ。
次のプレーが際どくなりそうでも思い切って行くことが出来るワケだ。
逆に投手がリズム崩したり、ヤル気なくして打たれたり、ヤケ起こして四球出したりってのがあると、
野手としても責任感じすぎて縮こまったプレーが多くなってしまって悪循環


チームの仕事はもちろん勝つこと
そのためには失点を減らすことが最優先であると考えるのは、当然な流れなワケで。


失点率とメンタル面、一度真剣に考えてみてちょ。